2008/10/25

楊輝荘




先々週に覚王山にある、楊輝荘というところに母と行ってきました。


覚王山は、かつて私が一人暮らしをしてたところで名古屋で一番好きな場所です。


明治の終わりから大正に作られた名古屋の迎賓館と言われる楊輝荘は、
あのデパートの松坂屋の創始者である方に作られたものです。


もともと「いとう呉服店」という呉服屋さんから始まったんだって。

今や、名古屋の老舗の松坂屋ですが。


この建物のほとんどは戦争で焼かれてしまわれましたが、残っているこの「楊輝荘」
すばらしいです。洋風と和風が取り入れられてステキでした。


写真ご覧あれ。

この壁、うろこみたい!


この方が、楊輝荘の会の川部さん。とっても説明が解りやすくて、面白い案内人の方です。


これ!! わかりますかー? 
松坂屋の包装紙のお花の「カトレア」ですよ!!




これ、外観。上高地の別荘と同じ作りなんだそう。
たしかに、名古屋にいる感じがしなかったなー・・・?






何とも言えない、ミックスされた建物。



廊下が外側にあるお家って、古いお家しかないけど、これ、私はとっても好きです。


いいねー!!



これ、床なのですが、木の年輪なの解るかな?
こんな小細工もされていました。



この窓、すてきーーーー!!開閉ができます。


あの夏目漱石の一句です!


お庭には、池があって、近くの日泰寺(タイのお釈迦様のお骨がおさめられているお寺)の五重塔が池に映っていって、風流でした。


ここは、毎週土曜日に解放されていて、時間があえば、中に入って川部さんの説明が聞けます。


私は、建築の事はよくわかりませんが、南にある迎賓館には地下に大ホールがあって、修復中だとか。
地震のための規制があるとかで、まだ、解放されてないようです。

とっても立派な舞踏会ホールなんだって!!
みたいなー!

古いものって、良いなって思います。
考えられないアイディアが沢山みれる気がします。


11月の頭は、覚王山でお祭りもあるよ!

おすすめスポットです。
楊輝荘は日泰寺の真横にありまーす!

勤労感謝の日は、紅葉祭りやるそうです。
絶対に、きれい!!